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2011.02.24

観劇「劇団ジャングルベル・シアター『悟らずの空』」

大学の先輩から届いた芝居の案内状。その芝居は西遊記を絵空事でなく、リアルにした作品でした。

登場人物は西遊記のいつもの三蔵法師とそれに従うお供の妖怪3匹。天井の高いシアターグリーンだからこその見応えある殺陣、テンポを大事にした笑い、そして妖の妖艶さを少々。w

これだけでも十分楽しめるんですが、この悟らずの空ではストーリーと心理描写がすごい!

西遊記に『五行』の考えと『人の業(ごう)』と普通に存在するリアルな『違い』への認識。そこには不条理と循環がありました。だからこそ、観客の心に痛みも与え、心の震えも引き起こす。ここまで細かく、そしてラストまでいわゆるまとまりきらずに大円団!にせずに書き切った脚本に感謝。

もちろん、ストーリー自体を楽しめたという背景には役者陣の演じるチカラ、舞台装置、照明、音楽の演出が、その世界を『自然』と認識させ、『お芝居』と意識させないレベルにあることを記しておきます。

大学の先輩がいい役で出演されていて、あの西遊記感満載の曲の中での名演は先輩の持ち味が活かされていて良かったです。

芝居が終わり、先輩に会いましたが、舞台後にはチカラを使い果たしたのか、舞台上より一回り小さく見えました。


芝居には映像や小説とは違ったまさに眼前で起こる出来事を体感するという要素が活きている場所と思いますので、みなさんも劇場に足を運んではいかがでしょう。


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